サマータイムは失敗?導入予定は何時間?オリンピックはどうなる?


参照:Shutterstock

東京オリンピックに向けて日本でもついにサマータイムの導入が検討されました!

始まりは2018年7月27日、首相官邸を訪れた森喜朗五輪組織委員会長が総理大臣に要請したことから。

世界では夏の暑い季節に導入されることが一般的で、時間を進め明るい時間を多くして無駄なく利用しようというもの。

果たして慣れていない日本でもうまく利用され有効活用できるのでしょうか?

ここでは、サマータイム日本では失敗なのか、導入予定やオリンピックはどうなるのか見ていきたいと思います。



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サマータイムは失敗?

サマータイムは通常1時間から2時間時計の針を早め、夏の暑い時期に導入されます。

そうすれば気温が上がる前に出勤し、暗くなる前に家路に着くことが多くなり防犯や電気代節約が期待できますよね。

そもそもなぜ急にサマータイムの検討が必要になったかというと、東京オリンピックで選手や観客の体調を考えてのこと。

最近の夏は40℃を超える地域や日数も増え、そりゃあいくら慣れているアスリートだって熱中症の危険があります。

特にマラソンは2時間以上もの間、直射日光の下走り続けるのだからたまったものじゃありませんよね。

しかし、残念ながら2018年10月31日、自民党がサマータイム導入の断念を決断しました。

国民生活や経済において多くの分野でシステム的な問題を解決するには2年では間に合わないことが理由のようです。

提案された当初からそういった懸念はされていたこともありますし、容易に想像できたと思うのですが・・・。

リオデジャネイロオリンピックが終わった直後からすぐに検討していれば、スムーズに導入できていたと思うと残念な思いが残りますね。

サマータイムの導入予定は何時間?

結局サマータイムは導入しないことになりましたが、実施されていた場合はどれくらいの期間で検討されていたのでしょうか。

もし現実的になったとしても2019年夏と2020年夏の2回となる可能性が高かったようです。

2020年だけでいいのではと思いますが、試験的に2019年に実施し改善点を模索しながらオリンピックを迎えるため。

期間は6月~8月の数ヶ月のみ実行され、2時間繰り下げといった内容での検討がなされていたようです。

つまり通常の時間での6:00はサマータイムになると8:00ということになり、サマータイムの6:00は普段だと4:00ですね。

時差のような感覚になってきてよく分からなくなっちゃいますね。

特に切り替わる瞬間なんて、時計の表示ではいきなり2時間進む・・・どういう感覚なのか気になります。

結局のところシステムの問題などでやらないことになったのですが、そもそも今さら感があるし日本人には向いてないのかもしれませんね。



東京オリンピックはどうなる?

では、東京オリンピックでは導入されないことで競技に影響が出てきてしまうのでしょうか?

すでに競技日程はIOC(国際オリンピック委員会)に承認されていて、マラソンは男女ともに7:00スタート。

ただサマータイムを行えば7:00だとしても実際は5:00なので涼しい時間に始まることができ、暑くなってくる頃にはゴールできています。

これができないとなると選手たちも猛暑のなか走ることになり、倒れてしまう可能性も。

そこで代替案として、せめて1時間でも前倒し(6:00スタート)できないか協議するようですね。

それにしても早く決めてもらわないと代表選考レースも始まってしまい、候補になった選手は何時スタートかによって調整も変わってくるのでは?

猛暑のことが最初から検討されていなかったことが原因なのか、最初から6:00スタートで考えていたらサマータイム問題なんてなかったのにと思っちゃいますね。

実施していれば省エネルギー・温室効果ガス削減にも繋がるので日常的にもっと前から検討しているべきなのでしょう。

イベント時だけっていうのはやはり甘かったのか、コンピューター関連のプログラムなんかの調整も大きな問題になりますし、すぐにはできませんよね。

まとめ

サマータイムは70ヶ国以上で行われ、本来なら現実的な話なので大きな問題になるのは意外でした。

ただメリットデメリットも多く、明るい時間に仕事の定時になったから帰れるとは限らず、残業時間が増えただけってことにもなりかねませんよね。

導入は断念という結論に至ったわけですが、まずは選手や観客のことを第一に考えて最善の方法を探していただきたいものです。