ゆるキャラ®グランプリ2020年で終了?理由や歴代優勝者!隆盛期と衰退期

地域活性化の起爆剤となったゆるキャラ®たちは現在全国に溢れ、ひこにゃんやくまモンなど多くのスターも誕生。

しかし、近年一時代を築いたゆるキャラ®ブームも陰りを見せ、ついに終了するという話も出てきているんですよね。

2018年のグランプリでは三重県四日市市の組織票問題、2016年グランプリ1位のしんじょう君が似たデザインのちぃたん☆と著作権問題に発展。

何かと話題を呼んできたゆるキャラ®ブームについて、歴代優勝者を振り返りながら衰退の原因を見ていきたいと思います。

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ゆるキャラ®グランプリが終了?

ゆるキャラ®グランプリの西秀一郎実行委員会会長が2017年11月19日に、2020年をめどに終了することを検討していると発表。

翌2018年のグランプリ終了後にも取材に応じ、2020年のオリンピック・パラリンピックも行われるので集大成となれば、と話しています。

ゆるキャラ®グランプリは2010年に初開催され、「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっと~」に併せて開催。

当時は携帯電話投票と投票用紙で行われ、携帯部門で滋賀県のタボくんが1位なのはあまり知られていません(記名投票はひこにゃん)。

2020年で11回を迎え残りはあと2回、どんなキャラクターがグランプリに輝くのか、自治体も最後の大会ではぜひアピールしたいところでしょう。

しかし、近年のゆるキャラ®グランプリで優勝したキャラクターが分からない方も多いでしょうし、2018年で終了してもいいのでは?といった意見も多く見られます。

ゆるキャラ®グランプリ終了の理由は?

西会長は、「ゆるキャラ®で地方を元気にと思ってやってきたが、自治体の人がやればいいことだと思う」とも発言。

キリのいい2020年で終了するのがいいとのことですが、明らかな人気の低下が大きな原因なのでしょう。

ゆるキャラ®によって地方が活性化された成功例はやはり熊本県のくまモン、非公式でありながら千葉県船橋市のふなっしーなど。

このような成功を目的に行ってきたはずが、組織票を大量投入して何が何でも1位を取ろうということが目的になってしまったのが残念でなりません。

2015年の出世大名家康くんあたりから1位のキャラクターに疑問が浮かんでしまい、2018年に四日市市で行われた組織票で決定的に。

有名になれたことで成果があったようなことを言っていましたし、反省がない時点でゆるキャラ®の権威は下がりましたよね。

とはいえあと2大会、特に2020年最後のグランプリの優勝者はずっと語られますし、本当の意味の「かわいさ」だけで決まってほしいものです。



ゆるキャラ®グランプリの歴代優勝者は?

2010年に第1回が行われ、主催者や会場を変えながら2018年までに9回行われてきたゆるキャラ®グランプリ。

ここでは、創世記~隆盛期~衰退期と3つの時期に分けておさらいしていきます。

創世記
第1回(2010年)
開催地:滋賀県彦根市
1位:ひこにゃん(滋賀県彦根市) 356票

2位:ぎんにゃん(滋賀県彦根市) 85票
3位:やなな(岐阜県岐阜市) 76票

開催地というアドバンテージを活かして1位に輝いたのは、ブームの火付け役となったひこにゃん、2位のぎんにゃんも彦根市のキャラでした。先ほども述べたように携帯投票では滋賀県のタボくんが1位になっています。

第2回(2011年)
開催地:埼玉県羽生市
1位:くまモン(熊本県) 287,315票

2位:バリィさん(愛媛県今治市) 245,238票
3位:にしこくん(東京都国分寺市) 174,079票

主催がゆるキャラさみっと協会に変更。今では誰もが知る人気キャラとなったくまモンが1位に、翌年1位に輝くバリィさんが2位と2強の高レベルでの争いに。創世記の上位キャラは長らく愛されること間違いなしのクオリティですね。

第3回(2012年)
開催地:埼玉県羽生市
1位:バリィさん(愛媛県今治市) 547,284票

2位:ちょるる(山口県) 462,970票
3位:ぐんまちゃん(群馬県) 260,512票

前大会2位のバリィさんが圧勝、3位には後に1位を獲得するぐんまちゃんがランクイン。開催されて3年、珍しさもありつつキャラたちのかわいさが大きなブームに、全国的な盛り上がりを見せていました。

隆盛期
第4回(2013年)
開催地:埼玉県羽生市
1位:さのまる(栃木県佐野市) 1,204,255票

2位:出世大名家康くん(静岡県浜松市) 1,148,585票
3位:ぐんまちゃん(群馬県) 752,789票

中間発表時点では出世大名家康くんが2位に10万票以上話して1位でしたが、さのまるが逆転勝利。翌年1位になるぐんまちゃんが2大会連続で3位に。昨年からのゆるキャラ®ブームを維持しさらに盛り上がりを見せ不動のものに。

第5回(2014年)
開催地:愛知県常滑市(中部国際空港セントレア)
1位:ぐんまちゃん(群馬県) 1,002,505票

2位:ふかっちゃん(埼玉県深谷市) 835,981票
3位:みきゃん(愛媛県) 749,911票

ついにぐんまちゃんがグランプリを獲得、ふかっちゃん、みきゃんと3キャラともかわいさがあり過去1番のメンツだったとも言われています。ふかっちゃんとみきゃんも翌年もベスト3に入り、人気の高さが本物であることを示しています。

第6回(2015年)
開催地:静岡県浜松市(渚園)
1位:出世大名家康くん(静岡県浜松市) 6,953,461票

2位:みきゃん(愛媛県) 6,915,774票

3位:ふかっちゃん(埼玉県深谷市) 4,011,758票

過去に2位を獲得経験のある出世大名家康くんがホームアドバンテージを活かして優勝。みきゃんとふかっちゃんが2年連続ランクイン。ただ、2位3位に比べ明らかにかわいいと思えない出世大名家康くんが1位になったことで組織疑惑が。ネット投票では7000票差でみきゃんが1位でしたが、現地投票で大逆転。

日本ご当地キャラクター協会が開催に協力しましたが、同日程で世界キャラクターさみっとin羽生も開催。

前年まで上位だった栃木県のとちまるなど、世界キャラクターさみっとに参加しグランプリを見送ったキャラも。

敢えてなのか、気候や集客率を考えて同日開催になったようですが、隆盛期終焉のきっかけと言っても過言ではないできごととなりました。

衰退期
第7回(2016年)
開催地:愛媛県松山市
1位:しんじょう君(高知県須崎市) 4,345,960票

2位:はにぽん(埼玉県本庄市) 4,341,662票
3位:チュッピー(岡山県総社市) 4,236,540票

衰退期の始まりを思わせることとして、前年まで上位に位置していたキャラクター・2位だったみきゃんが地元開催にもかかわらず「来客のおもてなしに徹する」という大人な理由で辞退。さらに3位だったふかっちゃんも「全国に知っていただけた」と不参加。優勝のしんじょう君はちぃたん☆とのいざこざで有名になりましたが、はたして全国的の知名度はどれほどのものだったのか。ゆるキャラ®グランプリの低迷ぶりが感じられる結果になったのではないでしょうか。

第8回(2017年)
開催地:三重県桑名市
1位:うなりくん(千葉県成田市) 805,328票

2位:ちりゅっぴ(愛知県知立市) 766,359票
3位:トライくん(大阪府東大阪市) 503,846票

もはやうなりくんが1位を獲得したことを知っている人はどれだけいるのでしょうか。これまで1位の投票数は増え続けてきましたが、がたっと少なくなりました。

第9回(2018年)
開催地:大阪府東大阪市
1位:カパル(埼玉県志木市) 889,346票

2位:ジャー坊(福岡県大牟田市) 843,682票
3位:こにゅうどうくん(三重県四日市市) 807,592票

1位のカパルよりも3位のこにゅうどうくんが有名になってしまった疑惑のグランプリ。四日市市役所職員数人が約2万のフリーメールアドレスを使って組織票をこにゅうどうくんに投入。2位の福岡県大牟田市や大阪府泉佐野市も同様の作戦を行ったとされています。また、2015年には1,727体参加したキャラも1,000体を割り込み注目度の薄さも露呈。

第10回(2019年)
開催地:長野県長野市
1位:アルクマ(長野県PRキャラクター)(長野県) 106,419pt

2位:一生犬鳴!イヌナキン(大阪府泉佐野市) 106,358pt
3位:ころう君(熊本県) 95,904pt

ラスト2020年を残すグランプリですが、最初の5大会のように、かわいいキャラクターが正々堂々たたかって再び盛り上がってほしいものです。

まとめ

ゆるキャラグランプリも残すところあとは2020年大会を残すのみとなりました。

ラストのチャンピオンは語り継がれていきそうなので、是が非でも優勝したい自治体は多いことでしょう。

だからといって不正で有名になろうとすることのないようにしてもらいたいものですね。