参照:明和電機HP
明和電機の公式ショップが、2019年3月30日(土)秋葉原に新たにオープン。
東京ラジオデパート2階、ラジオスーパーやラジオギャラリーとともに併設される予定です。
ここでは、明和電機の公式ショップ秋葉原店や社長、製品などについて紹介していきます。
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明和電機の公式ショップが秋葉原に進出!
2019年3月30日(土)にオープンする明和電機の秋葉原店では、アートやおもちゃ、本や音楽コンテンツなどといった商品を展開。
ここでしか手に入らない商品も入手できるとのことで、オープン前から話題になっていますよ。
明和電機秋葉原店イメージ
ラジオギャラリーのイメージ
併設するラジオスーパーはレンタルスペースで、電気的や機械的な商品を作るクリエーターの出店も予定。
ラジオとはラジカル(急進的・根源的)なオブジェということを指すとのこと。
仕組みや部品の解説はもちろんのこと、それらの部品がどこで売っているのかといった情報も。
マニアックな展示スペースになりそうですが、ただ観るだけではなく知識を元に体験できる可能性が広がりそうですね。
明和電機の社長は吉本所属?
ところで、そもそも明和電機っていったい何なのかご存じですか?
実は「明和電機」という企業が存在しているというわけではなく、あくまで明和電機というアートユニットなんですよ。
所属事務所は吉本興業ということもあって、タレント活動も行っています。
メンバーの土佐信道さんは代表取締役社長で唯一の正社員、兄の土佐正道さんが元代表取締役社長で現会長という設定。
代表取締役社長の土佐信道さん
土佐兄弟の父親が経営していた有限会社明和電機が由来で、現在の明和電機も中小企業風のスタイルで一貫しています。
例えば、社長の他に副社長・経理・工員などと呼び合い、作品は製品と呼ばれています。
ライブは製品デモンストレーション、制作は製品開発、展覧会は新製品発表展示会に。
明和電機とPepperがコラボした2014年6月28日に行われたエンガジェットフェスの様子を吉本興業チャンネルで公開しています。
明和電機の製品にはどんなものがある?
明和電機には4つのシリーズからなる製品群があり、魚器(なき)シリーズ、ツクバシリーズ、ボイスメカニクスシリーズ、エーデルワイスシリーズから構成されています。
詳しくは公式ホームページにて →明和電機HP
魚器(なき)シリーズ
人間を魚に比喩し単純化うることで理解することを目的にした作品。
↑サバオ
魚器(なき)シリーズでは一番有名でしょうか、ピストル型の腹話術人形で1995年には40体が作られ限定販売されました。
ツクバシリーズ
アナログな動作が特徴の楽器シリーズ。
↑メイワくん
社長(現会長)と副社長(現社長)型の電動マペット。
ボイスメカニクスシリーズ
声が持つ機能性と呪術性の二面性をモチーフにしたナンセンスマシーンのシリーズ。
↑オタマトーンジャンボ
大型のオタマトーンはライブ用に開発、口を開ける度に高中低の音程に切り替えが可能。
エーデルワイスシリーズ
「女性とは、そして生物的なメスとは何か?」という疑問がテーマ。
メカフォーク
ドラム、ベース、ギター、マンドリンの4種、“最後に生き残ったひとついの櫛は、卵の保有者に共鳴して、最高の歌を歌いました。”とのこと。
他にもたくさんの作品があり、どれもユニークな製品となっていますのでぜひチェックしてみてください。
まとめ
明和電機の公式ショップは、2019年3月30日(土)秋葉原にオープンします。
日常的にはどうでもいいと思えるような製品を、本気で開発している明和電機の情熱にはどこか心動かされるモノを感じますよね。