ポルトガルオープンのシングルスで優勝する事が出来ました。時差のある中、沢山の応援有難うございました。
皆さんの応援のお陰でどんな時も気持ちを強く持って戦えました。これからも試合が続いていくのでコンデションを整えて引き続き頑張ります! pic.twitter.com/bPxGvX2D3D— 早田ひな (@hayata_hina) 2019年2月18日
東京オリンピック出場を賭けて卓球日本代表選考レース火ぶたが切られましたね。
石川佳純・伊藤美誠・平野美宇選手など、ライバルは強豪揃いですが果たして早田ひな選手は出場権を獲得できるのか。
出場条件を確認しながら可能性を探ってみましょう。
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早田ひなさんは東京オリンピックに出場する条件は?
Tリーグ開幕3連戦では沢山の応援有難うございました
負けた試合の反省を活かして次はチームに貢献できる様に頑張ります!また沢山の応援宜しくお願いします pic.twitter.com/R868s3yyOm— 早田ひな (@hayata_hina) 2019年9月1日
東京オリンピックに出場できる卓球女子代表は、シングルス2人、団体戦要員が1人の計3名となります。
東京オリンピックから正式種目となる男女混合ダブルスもその3人の中から選ばれることが決まっているので、女子からは3人が上限。
2020年1月2~3日に発表される世界ランキングで、日本人上位2名が自動的に決定し1月6日に代表発表。
3人目はその2人との相性や実績を考慮して選ばれます。
2018年度のTリーグで初代MVPに選ばれ、勢いに乗っている早田ひなさん。
ダブルスでは伊藤美誠さんとのコンビで世界選手権(2017銅、2019銀)でメダルを獲得し、全日本では2018・2019と連覇しています。
現時点で最強ダブルスの一員であり、シングルスでも上位選手と互角以上の戦いを見せています。
東京オリンピックでの活躍も期待されていますが、実際のところ出場の可能性はどれくらいなのでしょうか。
早田ひなさんは東京オリンピックに出られるか?
今夜のHumanウォッチャーは卓球「早田ひな」いよいよ明日、初代チャンピオンが決まる卓球・Tリーグ。その中心で輝きを放っている早田。出場した全試合で負け無し、破竹の11連勝。Tリーグ初代MVPに選ばれ、その人気はCMにも起用されるほど。そんな今勢いのある2000年生まれの18歳に迫る。 pic.twitter.com/ijPNBxr4sB
— SPORTSウォッチャー (@TVTOKYO_sports) 2019年3月16日
東京オリンピックに出るためには、ダブルスでの成績よりもシングルスの成績が重要となります。
世界ランキング:24位 ※2019年12月
生年月日:2000年7月7日
出身地:福岡県北九州市
身長:166cm
所属:日本生命レッドエルフ
利き腕:左
戦型:両面裏ソフトドライブ型
段級位:4段
まず、早田ひなさんはどのような状況に位置しているのか確認してみましょう。
世界ランクング ※2019年12月
4位:伊藤美誠
10位:石川佳純
11位:平野美宇
17位:佐藤瞳
23位:加藤美優
24位:早田ひな
32位:柴田沙希
46位:橋本帆乃香
51位:木原美悠
58位:長崎美袖
有効ポイントランキング
1位:伊藤美誠 14310pt
2位:平野美宇 10695pt
3位:石川佳純 10630pt
4位:佐藤瞳 7995pt
5位:加藤美優 7545pt
6位:早田ひな 7520pt
2020年1月の世界ランキングから過去1年間のポイントが最終的に考慮されるので、一気に挽回できる可能性は大いにありました。
しかし、4月に開催された世界卓球出場を賭けた最終選考会で、準決勝敗退。
ダブルスで出場するも、シングルスで出られなかったのは痛い。
伊藤美誠さんが2人以内に入ってシングルス枠を獲得すれば、ダブルスの実績から選ばれる可能性は残りますが・・・。
ただし、平野美宇と石川佳純さんのダブルスは2019年で連携を高めている状況です。
さらに、11月のワールドカップ団体戦にも石川・平野ペアで挑み、早田さんは控えにすら選ばれていません。
東京オリンピックのプレ大会に位置するワールドカップ団体戦で、石川・伊藤・平野の3人の連携を高めているのは明らかで、3番手が誰になっても団体はこの3人で行くのでは!?
選ばれる可能性があるとすれば、石川さんがシングルスを逃して、サウスポー同士の比較となった場合でしょうね。
※2019年12月4日~8日に行われたチャレンジプラス・ノースアメリカオープンで、石川佳純さんが平野美宇さんとの決勝を4-2でものにして優勝。
この結果により、平野さんに135pt差をつけて逆転し、石川さんが日本人2番手に再浮上。
この大会には早田さんも出場し、勝ち上がっていけば石川さんとの直接対決でアピールするチャンスでしたが、2回戦で敗退。
早田ひなさんが追い上げていた状況で、待望論もネット上ではかなり見られましたが大事な試合で勝ちきれなかったのが痛い。
オリンピック出場権争いは、12月12日(木)~15日(日)に行われるワールドツアー・グランドファイナルで最終決着となります。
●石川>平野・・・石川がシングルス代表
●石川=平野・・・石川がシングルス代表
●石川<平野・・・平野がシングルス代表
と、明確な構図になったことで、見ているファンにとってはしびれる展開となりましたね。
※グランドファイナルの結果、石川・平野ともに1回戦敗退により石川佳純さんがシングルス2人目に決定!
石川さんが勝ち取ったことで、サウスポー同士のダブルスは考えにくく、平野さんがそのまま3人目が濃厚になってきましたね。
本人も、東京オリンピックは厳しいと話している通り難しいかもしれませんが、石川・伊藤・平野の次の候補は早田ひなさんであることは間違いないんですけどね・・・。
早田ひなさんはダブルスで出られる?
世界選手権女子ダブルスで銀メダルを獲得することが出来ました。
連日沢山の応援本当にありがとうございました
まだまだ力不足な部分があり優勝することはできませんでしたが私自身とても成長することができた1週間でした。
みまとあの大舞台の決勝で戦うことができて良かったです。 pic.twitter.com/u2Kxc1aS1o— 早田ひな (@hayata_hina) 2019年4月29日
では、伊藤美誠さんと日本一のダブルスを組んでいる早田ひなさんがダブルスとして出ることは可能なのか?
オリンピックは世界卓球などと異なり、同性同士のダブルスという競技は残念ながらありません。
ダブルスは団体戦で相手チームと戦うなかの5試合(3勝すれば勝利)のうち初戦の1試合しかないのです。
そのため、伊藤美誠さんとのコンビで成績が良くても評価につながりにくいのもオリンピックの難しさ。
3人目は強化本部のさじ加減になるのですが、先ほども言ったようにワールドカップに選ばれなかった時点で厳しいのは明らかです。
男女混合ダブルスでは、張本智和さんとのペアで金メダルも狙える実力がありますが、混合は考えずに、まずは団体戦を考慮するようなんですよね。
早田ひな待望論は多く聞かれますが、石川・平野よりも確実に勝てるという明確な違いを見せるしかありません。
まとめ
早田ひなさんが東京オリンピックに出場する可能性は低いかもしれませんが、出場してほしいと思える卓球を見せてくれています。
2024年のパリオリンピックでもまだ24歳と若く、いよいよ黄金世代トリオの出場も現実味を帯びてきます。
しかし、2つ下の長﨑美柚、4つ下の木原美悠、8つ下の張本美和選手の突き上げも気になるところなんですよね・・・。
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