参照:togetter
かつて東京都豊島区にあったトキワ荘。
手塚治虫を始め、藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐ、赤塚不二夫、石ノ森章太郎・・・数々の漫画家が生活していたことでも有名な木造アパートです。
1982年12月に老朽化を理由に解体され、バス・トイレの付のアパートへと建て替えられています。
そんな豊島区では、トキワ荘があった町である南長崎地域に「マンガの聖地としまミュージアム」なる施設を建設しているのです。
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トキワ荘復元「マンガの聖地としまミュージアム」とは?
参照:豊島区
トキワ荘復元「マンガの聖地としまミュージアム」とは、マンガによる街づくりとしての発信拠点となることを目的としたミュージアムです。
復元にかかる費用は9億5,000万円の予定で、そのうち1億円を寄付として募りましたがあっという間に集まったことで金額設定を3億円に変更。
すると募集開始1年で目標までもう一歩の2億7,000万円まで到達するという注目度の高さ。
施設は、元住人の漫画家たちが生活していた部屋の様子を忠実に再現するとのこと。
マンガの閲覧スペースや、アニメ上映もするというのだからファンならずとも楽しみですよね。
トキワ荘復元「マンガの聖地としまミュージアム」の場所は?
参照:豊島区
「マンガの聖地としまミュージアム」が建てられる場所は、豊島区立南長崎花咲公園。
住所:東京都豊島区南長崎3丁目9−22
参照:東京新聞
マップはトキワ荘跡地を中心に載せましたが、南長崎花咲公園は目と鼻の先です。
参照:じゃらん
南長崎花咲公園は、記念碑「トキワ荘のヒーローたち」が設置されていて聖地巡礼としても有名な公園です。
今までも2013年には「トキワ荘通りお休み処」を開設したり、2016年に「トキワ荘1/50」模型の展示など、アピールしてきましたがいよいよ本格的なスポットの誕生となります。
「マンガの聖地としまミュージアム」は豊島区としても力を入れている事業ということで、どんな施設となるのか楽しみですよね。
トキワ荘復元「マンガの聖地としまミュージアム」はいつ完成?!
「マンガの聖地としまミュージアム」の完成予定は2020年3月22日(日)。
東京オリンピック・パラリンピック前にオープンとなることで、多くの観光客の来場が期待されています。
世界的にもマンガやアニメは大きなムーブメントを起こす力を持っていることは証明されていますよね。
鉄腕アトム(手塚治虫)、ドラえもん(藤子・F・不二雄)、バカボン(赤塚不二夫)など超有名作品を描いた先生たちのファンは多く、新たな聖地として注目を集めることでしょう。
トキワ荘居住者一覧
寺田ヒロオ(1953年12月31日~1957年6月20日)
藤子・F・不二雄(1954年10月30日~1961年10月)
子不二雄Ⓐ(1954年10月30日~1961年10月)
鈴木伸一(1955年9月2日~1956年6月1日)
森安なおや(1956年2月~1956年末)
石ノ森章太郎(1956年5月4日~1961年末)
赤塚不二夫(1956年5月4日~1961年10月)
よこたとくお(1958年~1961年)
水野英子(1958年3月~1958年10月)
山内ジョージ(1960年9月~1962年3月)
向さすけ(1981年~1982年)
まとめ
2020年3月22日(日)にオープンとなるトキワ荘復元「マンガの聖地豊島ミュージアム」。
トキワ荘は今や伝説となっていますが、当時の空気感を想像しながら自分もそこにいるような気分になれるかもしれませんよ。