女子バドミントンダブルス代表の選考条件や決定はいつ?候補は誰?


参照:shutterstock

東京オリンピック出場を賭けて熾烈な争いが繰り広げられているバドミントンの女子ダブルス。

世界ランキングベスト10に4組が名を連ねるハイレベルな戦いに、どのペアが出場することができるのか日に日に注目を集めています。

国内の出場権争いで勝ち抜ければメダルはほぼ間違いないとまで言われていますが、いったいどんあ条件で何組出られていつ決定なのか。

ここでは、そんなバドミントン女子ダブルスのオリンピック争いについてお伝えしていきます。



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女子バドミントンダブルス代表の選考条件は?

まず、バドミントンの出場枠ですが、以下のとおり人数がそれぞれ決められています。

シングルス:男女各38名
ダブルス:男女各16組
男女混合ダブルス:各16組

女子ダブルスは世界で16組だけが出場することができるので、参加した時点でベスト16ということになります。

ただし、世界ランキング順に16組が出られるというわけではなく、一ヶ国2組という狭き門なのです。

ダブルスの選考方法は、2019年4月29日~2020年4月28日の1年間で争われる世界ランキングで上位16組から選ばれてきます。

上位8組に同じ国のペアが入っている場合は2組選ばれますが、いくら8位にランキングされていても上位に2組いれば出場できないのです。

「開催国枠」や「大陸代表枠」なども関係してきますが、日本代表としては世界ランキング上位2組が選ばれると考えてきていいでしょう。

世界ランキング ※2019年10月
1位:永原和可那/松本麻佑(ナガマツ)95283pt
2位:福島由紀/廣田彩花(フクヒロ)92472pt
4位:高橋礼華/松友美佐紀(タカマツ)86122pt
10位:米元小春/田中志穂(ヨネタナ)57620pt

世界ランキング上位10組の中になんと4組も入っているというレベルの高さ。

いくらリオデジャネイロオリンピック金メダルのタカマツペアでも出場できるか分からない状況なんですよね。

しかも上位8組の直接対決では、それぞれ勝ったり負けたりとほぼ互角で、なかなかランキングも大きくは動かない状態。

入れ替わってもすぐにまた戻ったりと、どこが抜け出すのかも分からない混戦なので、最後の最後まで分からないという状況がずっと続いていきます。

女子バドミントンダブルス代表の決定はいつ?

では、東京オリンピックの出場メンバーの決定はいつになるのでしょうか?

先ほどお伝えしたとおり、有効となる世界ランキングのポイントは2019年4月29日~2020年4月28日の間のものです。

日本バドミントン協会は、2020年4月28日の世界ランキング発表の時点で上位8組の中に、日本ペアが2組いた場合には上位2組を代表にすると明言しているので4月28日にそのまま決定となります。

正式には当日か翌29日には発表されると予想されます。

もし世界ランキングで3位だとしても出られないとなれば、これほど悔しいものはないでしょうね。

しかし、ルールで定められているものなので仕方がありませんし、それを分かった上で争っているので悔いの残らない選考レースを戦ってほしいものです。

とはいえ、3組出られて途中で直接対決がなければ、金銀銅の独占の可能性もあるので非常にもったいない。



女子バドミントンダブルス代表の候補は誰?

世界ランキングを見ても分かるとおり、東京オリンピック候補は4組に絞られています。

ただし、米元小春/田中志穂(ヨネタナ)は現実的には難しいかと思われます。

そのため、ここでは上位3組が女子ダブルスの日本代表候補だと捉えることにしておきます。

1位:永原和可那/松本麻佑(ナガマツ)
3位:福島由紀/廣田彩花(フクヒロ)
4位:高橋礼華/松友美佐紀(タカマツ)

永原和可那/松本麻佑(ナガマツ)

2018年の世界選手権ではメンバーがからの繰り上げ出場。3回戦でマツトモペアに2-0で勝ち、決勝ではフクヒロペアにフルセットの末2-1で勝利し初優勝。2019年4月には世界ランキング1位となり、東京オリンピック最有力候補に急浮上。長身の2人から繰り出される強打が持ち味で、男子を参考にしているというパワーはテクニックを武器にしている他のペアとは一線を画している。

結成:2014年

メンバー
名前:永原和可那(ながはらわかな)
生年月日:1996年1月9日
出身地:北海道河西郡芽室町
身長:170cm
所属:北都銀行(秋田県)

名前:松本麻佑(まつもとまゆ)
生年月日:1995年8月7日
出身地:北海道札幌市
身長:177cm
所属:北都銀行(秋田県)

主な成績
2017年
全日本総合バドミントン選手権3位
2018年
全日本総合バドミントン選手権3位
全英オープン3位
世界バドミントン選手権優勝
2019年
アジア選手権準優勝
スディルマンカップ準優勝

福島由紀/廣田彩花(フクヒロ)

2018年6月世界ランキングで初の1位を獲得。特徴がないペアとも言われ、裏を返せば穴がないとも取れるプレースタイル。レシーブが得意で拾いまくり、相手にとって嫌なところに返すのがうまいペアでミスも少なくパーフェクトに近いものがあり東京オリンピックでもメダルが期待されています。ただ、決勝で勝ちきれないこともあり銀や銅になりそうな予感が漂うペアですね。

結成:2015年

メンバー
名前:福島由紀(ふくしまゆき)
生年月日:1993年5月6日
出身地:熊本県八代市
身長:164cm
所属:岐阜トリッキーパンダーズ

名前:廣田彩花(ひろたさやか)
生年月日:1994年8月1日
出身地:熊本県和泉町
身長:170cm
所属:岐阜トリッキーパンダーズ

主な成績
2015年
スコットランドオープン優勝
2016年
全日本総合バドミントン選手権3位
ニュージーランドオープン優勝
2017年
全日本総合バドミントン選手権優勝
スーパーシリーズ・マレーシアオープン優勝
世界バドミントン選手権準優勝
2018年
全日本総合バドミントン選手権優勝
世界バドミントン選手権準優勝
アジア大会3位
アジア選手権優勝
2019年
アジア選手権3位

高橋礼華/松友美佐紀(タカマツ)

他のペアと比べても、結成してからの年月は長くコンビネーションではどこにも負けない成熟度を誇る。高校時代から日本のトップレベルを維持し、2016年にはリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得。唯一の2大会連続メダルが期待されるペアですが、近年は日本ペアとの対決で分が悪い。プレーの特徴はパワーの高橋、技術の松友、そして長年培ってきたあうんの呼吸。

結成:2008年

メンバー
名前:高橋礼華(たかはしあやか)
生年月日:1990年4月19日
出身地:奈良県橿原市
身長:165cm
所属:日本ユニシス

名前:松友美佐紀
生年月日:1992年2月8日
出身地:徳島県板野郡藍住町
身長:159.5cm
所属:日本ユニシス

主な成績
2008年
全日本総合バドミントン選手権3位
2009年
大阪インターナショナル優勝
ベルギー国際優勝
インドオープン優勝
2010年
全日本総合バドミントン選手権準優勝
大阪インターナショナル優勝
2011年
全日本総合バドミントン選手権優勝
ロシアオープン準優勝
2012年
全日本総合バドミントン選手権優勝
USオープン優勝
カナダオープン優勝
インドネシアオープングランプリゴール優勝
デンマークオープン準優勝
2013年
全日本総合バドミントン選手権優勝
マレーシアオープン準優勝
ヨネックスオープンジャパン3位
2014年
全日本総合バドミントン選手権優勝
マレーシアオープン準優勝
ドイツオープン優勝
全英オープン3位
ヨネックスオープンジャパン優勝
オーストラリアオープン準優勝
アジア大会準優勝
デンマークオープン準優勝
BWFスーパーシリーズファイナルズ優勝
2015年
全日本総合バドミントン選手権優勝
インドオープン優勝
中国オープン準優勝
2016年
全日本総合バドミントン選手権優勝
インドオープン優勝
アジア選手権優勝
インドネシアオープン優勝
リオデジャネイロオリンピック優勝
ヨネックスオープンジャパン準優勝
デンマークオープン優勝
フランスオープン3位
2017年
全日本総合バドミントン選手権準優勝
世界バドミントン選手権3位
アジア選手権優勝
2018年
全日本総合バドミントン選手権準優勝
アジア大会準優勝
アジア選手権準優勝

まとめ

バドミントン女子ダブルスは3組による争いが激しさを増し、世界ランキング上位を独占している状態です。

しかし実際に出場できるのはたったの2組、日本人ペア4番手の米元小春/田中志穂ペアも遜色ない実力を持っているので、選考レースをかき回す存在となる可能性も。

年代もほぼ同じ20代中盤から後半であるため、出場ができなければ引退やペア解消も考えられるので、この選考レースは最後まで見逃さないようにしたいものです。