東京オリンピックでの金メダルが期待されている空手女子形の清水希容(きよう)さん。
現状ではスペインのサンドラ・サンチェスとの2強状態とあってメダルはほぼ確実。
しかし、2018年の世界選手権で3連覇を目指したが敗れてしまい巻き返しを図っています。
9月8日に行われたプレミアリーグ東京大会では見事リベンジを果たしています。
空手・清水希容(きよう)さんの呼吸音が減点対象?
参照:産経ニュース
戦術の世界大会に続き、2019年は不可解な審判の判定に苦しめられる結果に。
それが、2019年6月に行われたプレミアリーグ上海大会。
清水希容さんは決勝の舞台で、またしてもサンチェスに敗れてしまったのでした。
その原因となったのが技を繰り出す際に吐き出す息で、審判曰く高い音が出ているというのです。
0.2点の減点となり、この「息吹」の部分が敗因となってしまっているようですね。
世界選手権での敗因も息吹だったこともあり、ほかの選手よりも徹底的に修正しなければ厳しいと自信も話していましたが2度も同じ判定。
一部では強すぎる日本選手への嫌がらせという声も聞かれますが、東京オリンピックの前哨戦となるプレミアリーグ東京大会で優勝。
史上初の同点からの再演舞によってサンチェスを下した。
もともと審判にも、技術は清水希容さんのほうが上と評価されていたので、呼吸音を修正できればオリンピックでの金メダルも確実か!?
生年月日:1993年12月7日
出身地:大阪府
身長:160cm
所属:ミキハウス
試合での真剣な表情は「かっこいい」、普段は「かわいい」というギャップも人気の理由でしょうか。
笑顔もかわいいですし、ほぼスッピンでこの仕上がりというのも驚きなのでは?
空手道着を脱ぐと、世界一の空手家とは思えないですよね。
参照:日刊スポーツ
スポーティーな格好だとやはり筋肉質なところが分かります。
男性にも女性にも好かれそうなかっこよさですし、メディアでもっと取り上げられればファンはあっという間に増えるでしょうね。
空手・清水希容(きよう)さんの流派は?
参照:スポーツ報知
空手には様々な流派があってややこしいと感じている人も多いことでしょう。
さらい、形があったり組手があったり、フルコンタクトの打ち合いがあったり・・・。
オリンピックの競技となっているのは形と組手であり、フルコンタクトや総合格闘技などの空手とは区別されています。
清水希容さんの流派は、伝統派空手の四大流派の一つである糸東流。
●和道流
●剛柔流
●糸東流
●松濤館流
糸東流は、琉球王国の武術「手(ティー)」から発展した「首里手(スイディー)」と「那覇手(ナーファーディー)」を学んだ摩文仁賢和(まぶにけんわ)によって開かれた流派。
首里手を糸洲安恒(いとすあんこう)に、那覇手を東恩納寛量(ひがおんなかんりょう)に学び、他の武術も取り入れて融合させたのが糸東流です。
師匠の名前を流派の名前に取り入れてることからも、摩文仁賢和が2人を尊敬していたことがうかがえますね。
他の流派と比べて形の種類が多いのが特徴的で、本来は、突きや蹴りの他にも投げや関節技も取り入れた総合的な武道となっています。
空手・清水希容(きよう)さんと宇佐美里香さんは似てる?
参照:grapee
清水希容さんが世界選手権で最初の優勝を飾ったのは、2014年の21歳の時。
日本選手権では2013年から2018年まで6連覇しています。
何か、もっと前から活躍していたよな!?と感じていた人もいたと思うんですよね。
というのは勘違いなのですが、同じ空手で日本一の選手だった宇佐美里香さんに似ているんです。
生年月日:1986年2月20日
出身地:東京都葛飾区
身長:159cm
日本選手権で2007年~2012年まで優勝を重ねてきた第一人者で、その後の世界選手権の優勝を最後に2013年に引退。
最後の年の日本選手権では清水希容さんとの決勝、直接対決を制しています。
最初見た時には、ずっと同じ人だと思ってしまっていたのが恥ずかしい・・・。
素顔はそこまで似ていないと感じますが、試合での集中した表情は似ているんですよね。
改めてよく見ればまったく似ていない気もしますが、2人とも唇が似ている!?かも。
宇佐美里香さんは2013年にには国士舘大学大学院に入り、指導者の道に。
空手の正式種目採用に従事し2020KARATEアンバサダーに就任していました。
現役を続けていたとしても2020年で34歳なのでまだまだいけそうな気もするんですけどね。
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まとめ
空手・形の日本チャンピオンで、元世界チャンピオンの清水希容さんは東京で世界一奪還を目指します。
年齢を考えたら最後のオリンピックとなりそうな気もするので、呼吸音を克服してぜひ金メダルを獲ってもらいたい。