1980年代から論争を繰り広げていた「きのこの山」と「たけのこの里」どっちが美味しいか問題。
2018年に行われた「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙」ではたけのこ党が勝利し、いったんの決着はついたに見えました。
しかし、2019年にも選挙が開かれることが決定し、まだまだ争いは収まる気配を見せません。
今までには、この2強に対抗しようと様々なメーカーから似たような商品が誕生しては消えていったんですよね。
総選挙についてはこちらの記事で紹介しています↓
目次
「きのこの山vsたけのこの里」論争を止める類似品(救世主)はいないのか!?
ここでは、今までに販売された類似商品について紹介していきます。
30代後半~40代の方にとっては懐かしいものばかりなのではないでしょうか。
なかには今販売すれば売り上げが見込めるものもあるような気がするのですが、メーカーさん復刻お願いします!!
すぎのこ村
きのこの山・たけのこの里の兄弟分として登場し、CMでも一緒に宣伝されていた商品。ビスケットの棒にアーモンドが詰まったミルクチョコレートが杉の木をイメージしている。短命に終わってしまったが正式な兄弟として復刻の要望も根強い。
メーカー:明治製菓
つくんこ
つくしの形をしたかわいらしいチョコレートお菓子。つくしの茎がクラッカーでチョコにはアーモンドチップが入っている。CMでは柏原芳恵さんが出演し、上から食べるか下から食べるかで名前が変わるという説明を。「こっちから食べるとつくんこで、こっちから食べるとこんくつ」だから何?という謎CM。
メーカー:森永製菓
きこりの切り株
切り株の形をしたチョコスナック。ミルクチョコレートとビスケットの組みあわせのロングセラーで、2017年にはココナッツミルク味を新発売するなど進化し続けている商品。キャラクターのきこりのおじさんはヒゲをイメチェンし、昔に比べてさっぱりした雰囲気になっている。
メーカー:ブルボン
森のどんぐり
ピーナッツをチョコレートで包んだサクサク食感が特徴。ドングリの形は、自然環境を保護するという時代の流れを先取りしていたとう。自然をイメージするチョコレートの先駆けとも言える商品で、数年後に発売される「くるみの森」とともにCMで宣伝。
メーカー:森永製菓
くるみの森
姉妹商品の「森のどんぐり」と一緒に知名度を得た商品で、クッキーをチョコでくるんでいます。くるんでいるからくるみ・・・。子役時代の観月ありささんがCMに出演していたことでも有名。
メーカー:森永製菓
パイの実
64層にも重ねられたパイ生地の中にチョコレートが入っていて、今まで紹介してきた商品と比べると差別化ができていると言える。似た商品がないためなのか、現在でも次々と新しい味が登場し根強い人気を誇っている。
メーカー:ロッテ
エブリバーガー
サクサクのビスケットでミルクチョコレートを挟んだハンバーガーの形をしたスナック。ブルボンでは「きこりの切り株」のおじさんと一緒にチョコスナックのジャンルを支える主力商品となっている。
メーカー:ブルボン
チョコあ~んぱん
エブリバーガーと似た製品で、こちらはあんパン型で中身はチョコレート。キャラクターの「あんぱんおじさん」は「きこりのおじさん」と親友という設定が・・・姪っ子には「メイちゃん」がいて「チョコメロ~ンぱん」が販売されている。
メーカー:ブルボン
いも作くん
サツマイモをイメージしたチョコスナックで、しっかりとサツマイモの風味があり病みつきになった人も多い。2005年に復刻すると買い求める消費者が続出、根強い人気を証明。食感もたけのこの里に近いものがあるが、よりサクサク感が強かった印象がある。
メーカー:明治製菓
ハンコください!!
ハンコをイメージしたチョコスナックで、きのこの山に近いものがある。期間限定でストロベリー味が出たこともあり覚えている人もいるのでは? 名前の種類も多く、よくある名字や名前の人は自分と同じものがないか探すという楽しみも。遊び心をくすぐる一品。
メーカー:カネボウ
最後の救世主はコープ「森のチョコの木」だ!!
ここまで、数々の類似商品を紹介しましたが、いずれも「きのこの山」「たけのこの里」の2強の前に敗れ去り救世主とはなれませんでした。
多くは姿を消し、生き残っている商品も人気はあるものの2強には敵わない状況・・・。
そこで、推したいのがコープが販売する「森のチョコの木」。
あまり知られていないですし、何それ?と思うかもしれませんが、ビジュアルに注目して見てください。
「きのこの山」と「たけのこの里」を合体させたようなこの見た目。
2つの争いを収めることができるのは、これしかないのでは?と思わせてくれますよね?
ただ、巨大組織のなかにいる2強に対して、「森のチョコの木」はオリジナルブランド。
なかなか対抗するのは難しいものがありますが、救世主となりうる存在がいたということだけでもお伝えし終わりたいと思います。
まとめ
「きのこの山」「たけのこの里」の活躍の裏には、数々の敗れ去っていった類似たちがいました。
そのほとんどが1980年代生まれということもあり、スナック業界の当時のトレンドが分かりますよね。
30代~40代の方は、どれも懐かしかったかと思いますが、どれも今になって販売したら売れそうなんですけどね・・・。