参照:カールHP
2017年5月に中部より東での販売中止が発表された、みなさんご存じ明治製菓のカール。
発表されてから数ヶ月は関東のスーパーでも見かけることができましたが、さすがになくなっちゃいましたね。
1968年に発売されてからずっと人気だったにもかかわらず、収益が見込めないとのことでの決断だったようなんです。
ここでは、カール関東での再販売予定や通販では購入して買えるか、歴史や秘密のまとめも紹介していきます。
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カール関東での再販売予定は?買える?
参照:カールHP
カールの販売中止は大きな話題を呼び、大量に買い込んで転売する人や復活を望む意見も多く届いたようですよ。
気になる関東での再販ですが、明治製菓が公式に再販はないと明言しちゃいました!
前言撤回を期待したところですが、販売停止以降はプレミアムチョコなどを全面に押し出して行くとのことです。
2018年3月の時点で、一年前よりも10%ほど売り上げが減少してしまい、2018年8月分の生産を最後に完全に終了しています。
売り上げが全盛期を上回る勢いで人気となれば復活の可能性も出てくると思うので、西日本の方々ぜひよろしくお願いします!
現在は愛媛県松山市の工場のみで作られていて、販売されているラインは滋賀・京都・奈良・和歌山より西側となっています。
ただし、関東でも売っている可能性があると明治製菓の担当者がおっしゃっているんですよね。
それは関西に本社を置く大型の量販店、商品の流れが西日本と同様となっているので販売が可能とのこと。
それがどの量販店かは判明していませんが、偶然見つけた際にはすかさずゲットしておくと良いかもしれませんよね。
カール関東でも通販では購入可?買えるの?
関東でカールを購入するには、先ほども話した関西に本店を置く大型量販店のみ可能。
ただし、今の時代ネットショッピングで購入することは当然できるので安心してくださいね。
通販であれば関東・関西関係なく全国で買うことができますが、人気商品だったカレー味は2017年になくなってしまいました。
なんと寂しいことに「チーズあじ」「うすあじ」の2種類しかないんですよね。
明治製菓では通販を行っていないので、大手通販サイト経由で買うことになります。
東日本の方が普段は買えないこともあり、たいてい10袋で1,000円~2,000円と価格設定にはバラツキが。
追加で送料や代引き料金もかかってくこともあるので、高級カールになってしまします。
そのため、他に何か買うものがあった時に一緒に購入すると良いのではないでしょうか。
西日本の方がたくさん購入して売り上げが爆発的に上がったら再販という流れになればいいのですが難しそうですね。
カールの歴史!
ところで、1968年の初代のカールって何味だったかご存じですか?
1つはチーズだったのですが、もう1つはなんとチキンスープ!
どんな味だったのか気になりますし、当時はカールという名前ですが今よりも曲がり方がゆるやかでした。
ちなみに、1968年7月25日がカールの誕生日で、お菓子=甘いという当時の概念にこだわらず、1年中食べられるというコンセプトでした。
歴代のカールを一覧にまとめてみたのでご覧ください。
カールの秘密まとめも!
ウカールシリーズで試験に受かる!?
受験シーズンに販売されていたカールのウカールシリーズ。パッケージは縁起のいいお守り代わりとなり、受験に合格したという声も聞かれていた商品ですね。ホームページでもウカール神社が開設されるという徹底ぶりでした。
味付けはどうやっているの?
ロングセラー商品のチーズあじは、本物のチーズを使用。できあがったばかりのカールに味の調味料とスプレーオイルを混ぜたものを噴射して味付けが行われています。最初はチーズあじではなくチーズがけだったことはあまり知られていません。
キャラカール
カールを食べていると、中にカールおじさんやカエルのキャラクター・ケロ太が入っていたのをご存じですか?どれくらいの確率で入っているかは秘密のようですが、見つけるとちょっぴり幸せな気分になれますよね。
カールの誕生日
カールが生まれた日は、1968年7月25日になります。ロングセラー商品だけあって、お父さんやお母さんが子どもの頃からあったんですよね。西日本限定となってしまいましたが、多くの世代から愛されていたことが分かる年数です。
くるりんとした形状
くるりんとした形は発売当初は見受けられませんでした。カールを作る過程において一番苦労したのが形状に関してのようで、ぷっくりとするためには改良を重ねて研究をしたとのこと。
カールは日本初のスナック菓子!?
お菓子=甘いという概念を覆したカール。当時アメリカで流行していたスナック菓子を参考に、一年中おいしくたべられるお菓子をどこよりも早く取り入れみなさんから支持を得て今日に至っています。
素材は何か知っていますか?
スナック菓子の代表的なモノはジャガイモを素材としたポテトチップスですが、カールの素材はコーンなのです。最初はジャガイモをはじめ、米、エンドウ豆など様々な素材を試しましたが膨らみすぎたり膨らまなかったり。大量に手に入れることができて色や香りもマッチするということもありコーンが最適だったということです。
カールの名前の由来
カールしているからカールなのか、軽いからカールなのか。カールというネーミングは、昭和30年頃に流行っていた女の子のカール人形というものからヒントを得て決定されました。もともとポップコーンを参考にしていたこともあり、CRAZY POPという候補もあったとのこと。
未公開パッケージもあった!
ポップコーンを参考にしていたために、パッケージデザインには星があしらわれてしてアメリカンなポップな仕上がりに。結局ボツになってしまったために一般には出回らなかったものですが、今見てもかわいい見た目になっていますよね。
カールのロゴの秘密
カールのロゴにもいくつもの候補があり、カタカナや英語バージョンも。スペルもCARLやKARL両方ありますし、星が入っているモノもありますね。
まとめ
スーパーでお菓子コーナーを見ていると、急にカールが食べたくなったりしませんか?
関東や東日本でも復活してくれると売れると思うんですが、そこはシビアなんですよね・・・。
それにしても、過去のカールの味のレパートリーの多さにはビックリしましたし、今多くの味を出せば絶対売れそうですが残念でなりません。